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海水魚を飼うことは決して難しくはない!

海水魚を飼うというと、どうしても難しいとか、お金がかかる趣味だとか思われがち。
でも最近は飼育技術の向上、用品や飼育用海水の素の品質向上などによって、海水魚を飼うということは難しいものではなくなってきています。
とはいえ、押さえるべきポイントは多く、これらを押さえておかないと、貴重な命にかかわることも……。
そこで、ビギナーでも分かるように、どうすれば飼えるのか、どういう手順を踏めばいいのか、シミュレーションをしながら解説。
水槽や用品の選び方から設置の方法、塩水の作り方、魚の入れ方、エサのやり方とその後のメンテナンスまで海水魚を飼うための基本的なノウハウをすべて解説します。

難しいと言われている熱帯海水魚の飼育ですが、注意すべきポイントさえ守れば決して難しくはありません。はじめて海水魚を飼う人に、用具の準備から海水魚の種類や性格、様々な濾過システムの理屈とセッティングなどを伝授。

『サンゴ礁の海を泳ぐ、熱帯の海水魚たちを家で飼いたい！』
映画『ファインディング・ニモ』の人気もあって、かってないほど熱帯性の海水魚を飼いたいという人が増えています。イソギンチャクの上をじゃれるように泳ぐカクレクマノミ、キラキラと青く輝くスズメダイ、ユーモラスな動きがかわいい小型のハゼたち。この本では、それら海水魚を飼うための、基本中の基本の知識をわかりやすく解説しています。
従来、海水魚の飼育は難しいと言われており、淡水性の熱帯魚を飼いこなした人がチャレンジする領域とされていました。しかし、海水の素やろ過装置などの飼育器具の進歩により、今ではポイントさえ押さえれば、ある意味では淡水の魚よりイージーに飼育できるようになっています。水槽も必ずしも大型の水槽がなくても、30cmぐらいの比較的小型の水槽から海水魚にチャレンジできるようになっています。
そればかりか、現在ではサンゴの飼育さえも可能になっており、サンゴ礁の海を水槽の中に作ったり、各種のハゼが共存する水槽を作ったり、ヤドカリやエビが集う水槽を作ったりと、海の中にあるさまざまな自然を、リビングに小さく再現できるようになっています。
簡単になったといっても、海水魚を飼うためには水槽の中には小さなバランスした自然環境を作らねばなりません。地球規模での自然環境の保護が叫ばれる昨今だからこそ、リビングの上に小さな海を再現して、その美しさ、そのバランスの微妙さを感じてみたいものです。